唐物彫壺文紫檀羊毫壺筆
からものちょうこもんしたんようごうこひつ
概要
このような形の唐筆は、筆管が壷の形に似ていることから「壷筆」と呼ばれ、装飾を兼ねて机上に立てておけるために愛用されてきた。本筆に彫刻されている壺の中からは水があふれ出て、幾重にも重なる同心円状の波を示す「青海波」となって大海を暗示している。大海の広大さは、同様に果てを知らない芸術である「書」に例えられることがしばしばあり、この一本に秘められた意味は深い。
からものちょうこもんしたんようごうこひつ
このような形の唐筆は、筆管が壷の形に似ていることから「壷筆」と呼ばれ、装飾を兼ねて机上に立てておけるために愛用されてきた。本筆に彫刻されている壺の中からは水があふれ出て、幾重にも重なる同心円状の波を示す「青海波」となって大海を暗示している。大海の広大さは、同様に果てを知らない芸術である「書」に例えられることがしばしばあり、この一本に秘められた意味は深い。
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