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菩薩立像

ぼさつりゅうぞう

概要

菩薩立像

ぼさつりゅうぞう

彫刻 / 平安

平安時代・10~11世紀

木造、彩色

像高165.3

1躯

眉と目の間が広く開き、目がやや吊り上がる厳しい表情は平安時代前期の真言密教(しんごんみっきょう)系の像に共通する特色である。胸、腹部の括(くく)り線を深く刻んで弾力に富む肉付きを表わす一方、衣の襞(ひだ)の彫りは浅い。和様化(わようか)の進む時代に、保守的な仏師が造ったものと考えられる。

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キーワード

/ 菩薩 / 平安 / 立像

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