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単鳳環頭大刀柄頭

たんほうかんとうたちつかがしら

概要

単鳳環頭大刀柄頭

たんほうかんとうたちつかがしら

金属製品類 / 古墳 / 中国・四国 / 岡山県

岡山県

古墳時代後期

柄頭1:鋳造品(銅・鉛・ヒ素の合金)
柄頭2:鋳造品(銅・鉛の合金)
いずれも環帯部表面は金鍍金

環頭1:環帯部幅6.8㎝・高さ5.1㎝,茎幅1.8㎝・長さ2.1㎝,重量121.6g
環頭2:環帯部幅6.3㎝・高さ4.7㎝,茎幅2.2㎝・長さ2.7㎝,重量99.8g

2点

岡山県倉敷市真備町箭田3650

倉敷市指定
指定年月日:20200221

宗教法人 吉備寺
代表役員 杉岡正規

有形文化財(美術工芸品)

1901(明治34)年に、倉敷市真備町箭田に所在する箭田大塚古墳の発掘調査が行われ、その時の様子が、『備中国吉備郡笹田邸大塚記録』にまとめられている。これに付された「古墳発見品説明書」には「剣頭柄 玉含単龍形 貳」(註)との記載があり、当該環頭大刀2点がこれにあたると思われる。同書には、東京帝国大学の八木装三郎らが古墳の外形観察や横穴式石室の略測を行ったことに加え、遺物の出土位置や解説なども記録されている。その後、当該単鳳環頭大刀2点を含む他の副葬品類について、吉備寺が所蔵するようになった経緯については明らかでないが、これらの記録から1901年の発掘調査で出土したものとしてまず間違いない。なお、この時に出土した副葬品のうち玉類、目釘などの一部は東京国立博物館が所蔵している。

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キーワード

大刀 / 柄頭 / 古墳 /

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