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蛭付

ひるつけ

概要

蛭付

ひるつけ

ガラス / 江戸

日本

江戸時代、慶応3年/1867年

鉛ガラス

長:9.1cm 上端径:2.3cm 下端径:0.7cm 内径:0.5 重:20.4g 比重:3.78

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びいどろ史料庫コレクション

来歴:2008びいどろ史料庫→2011神戸市立博物館

参考文献:
・神戸市立博物館『開館30年プレ企画 受贈記念速報展 和ガラスの神髄―びいどろ史料庫名品選図録』(2011)

江戸時代、江戸でガラスを商っていた加賀屋の引札が付属した蛭付のガラス器。蛭付は、汚れた血を吸い出すための器具です。細い口を肌にあてて、太い口から蛭を落として使用します。この蛭付は当初、くしゃくしゃになった引札にくるまれて、箱の中に納められていたといいます。収納箱は、旧蔵者(八幡(やわた)・和泉屋利右衛門)が購入した際に、新しく作製されたものと考えられています。当時の販売方法がみえてくる貴重な作例です。

【びいどろ・ぎやまん・ガラス】

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キーワード

びいどろ / ガラス / / 史料

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