絵葉書「国宝 高岡山瑞龍寺法堂」
えはがき「こくほう こうこうざんずいりゅうじはっとう」
概要
高岡市関本町にある曹洞宗寺院・瑞龍寺(山号は高岡山)の法堂を写した写真絵葉書。瑞龍寺は、加賀前田家2代・前田利長の遺徳を末永く称え伝えるため、3代・利常により建立された。本寺は、約20年もの工期をかけて建てられ、寛文3年(1663)に完成した。大工棟梁は名人といわれた山上善右衛門嘉広で、現在仏殿・法堂・山門が国宝に、総門・禅堂・大茶堂などは国指定重要文化財になっている。
※参考『高岡市立博物館 常設展「高岡ものがたり」ガイドブック(第3版)』(平成23年)