金刀比羅神社例大祭
ことひらじんじゃれいたいさい
概要
金刀比羅神社例大祭は、根室に鎮座する金刀比羅神社の祭礼として伝承されてきたもので、神輿に山車が供奉して市内を巡幸する形態をとっている。
同社の創始は、祭礼資料や記録から、文化3年(1806年)に場所請負人の高田屋嘉兵衛が金刀比羅大神を奉斎したと伝えられている。
祭礼で行われる神輿渡御では、重量約1.5トンの神輿を道中一貫して人力で担ぎ、4つの祭典区が繰り出す山車には子供や若者が担う手古舞・金棒・先太鼓・お囃子などの演目が加わり、奉賛会役員や大祭奉仕者と祭典区が協力しながら、盛大な祭りになるよう努力をしている。