色絵梅花文茶碗
いろえばいかもんちゃわん
概要
京焼の色絵を大成したのが野々村仁清(ののむらにんせい)であった。優美な形や鋭い高台の削りに技の冴えが見られ、上絵具に金銀泥を加えた華やかな梅図には小画面ながらも大幅の気宇が宿る。口縁が少し歪むのは、桃山の歪みの造形精神を仁清らしく端正に仕上げた結果である。
(2003/12/02_h11)
いろえばいかもんちゃわん
京焼の色絵を大成したのが野々村仁清(ののむらにんせい)であった。優美な形や鋭い高台の削りに技の冴えが見られ、上絵具に金銀泥を加えた華やかな梅図には小画面ながらも大幅の気宇が宿る。口縁が少し歪むのは、桃山の歪みの造形精神を仁清らしく端正に仕上げた結果である。
(2003/12/02_h11)
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