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文字絵刺繍「壽」

もじえししゅう「じゅ」

概要

文字絵刺繍「壽」

もじえししゅう「じゅ」

中国

制作地:中国

20世紀

絹もしくは合成繊維(刺繍)

縦135.5 横79.0

1幅

朱地に牡丹文や鶴で「壽」の文字を施した刺繍。右上には「先翁 總辨大人六旬四榮慶」、左下には「愚晩/葉仰髙 韓治 詹文藻 李榕 趙鳴琴/鞠躬故祝」の文字を刺繍であらわす。この銘から、總辨大人の還暦と昇進を祝い、葉仰髙をはじめとする5名が文字絵刺繍を制作して贈ったことが判明する。文字を絵であらわす文字絵は、長寿などの祈願をこめて贈るもので、中国の明清時代に本格的に流行し、やがて朝鮮王朝などでも受容され、民画として大衆にも広まった。本作は20世紀の作であるが、現代中国の社会や儀礼の様子を伝える貴重な作例である。

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キーワード

刺繍 / 文字 / 朝鮮 /

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