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火取水取玉

ひとりみずとりだま

概要

火取水取玉

ひとりみずとりだま

奈良

奈良時代・8世紀

水晶・琥珀

(水晶大型丸玉)径3.8 (琥珀角玉)方1.6

12顆

重要文化財

鎌倉時代の『古今目録抄(ここんもくろくしょう)』(N-18)に、聖徳太子が5、6歳の時分に所持していたと記されるもので、当時は幼少の頃の愛玩品と伝えられていました。火取水取玉には網状の組紐(くみひも)が付属していることから装身具として使われたようです。また、屈輪彫漆合子(ぐりちょうしつごうす)に納められた石名取玉は双六(すごろく)などのゲームに使われたと考えられています。いずれも天保13年(1842)の『御宝物図絵追編(ごほうもつずえついへん)』に図があり、殊に火取水取玉の方は、花形皿(はながたざら)(N-118)に載せられて描かれています。

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キーワード

琥珀 / / 火取る / Cultural

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