文化遺産オンライン

桜金銀珊瑚歩揺簪

さくらきんぎんさんごびらかんざし

概要

桜金銀珊瑚歩揺簪

さくらきんぎんさんごびらかんざし

その他 / 明治

明治時代~大正時代

真鍮・銀・珊瑚

18.2cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-232

独立行政法人日本芸術文化振興会

銀製金色絵、二本足の歩揺簪。平打ち状の台に桜と雲の毛彫があり、牡丹の飾りは銀・金銅と珊瑚玉で、珊瑚玉と銀製の短冊の歩揺飾が下がる。歩揺簪は寛政年間に流行し、鎖の先に蝶や鳥・小鈴などを付けて、歩くたびに揺れ動いて音がするようにしたもので、主に上流階級で用いられて華美を極めた。文化・文政頃に江戸で廃れ、その後上方でも廃れて文久頃には全く絶えたとされるが、実際には近年まで作られ、使用されていた。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

桜金銀珊瑚歩揺簪をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ / 珊瑚 / 廃れる

関連作品

チェックした関連作品の検索