『まつばらいろはかるた』絵札「住吉の 神にささげし 『積翠集』」
『まつばらいろはかるた』えふだ「すみよしの かみにささげし せきすいしゅう」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「す」の札。
江戸時代の松原が生んだ文化人の一人に妻屋秀員がいる。天和2年(1682)に生まれ、三宅村の庄屋であったが、和歌に秀で可雪と号し、京都の烏丸光栄、光胤に師事した。秀員の代表的な歌集が『積翠集』である。『積翠集』は、秀員の死後、明和2年(1765)に加藤景範が遺稿として編さんし、摂津の住吉大社(大阪市)に献納された。