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鹿児島神宮 本殿及び拝殿

かごしまじんぐう ほんでんおよびはいでん

概要

鹿児島神宮 本殿及び拝殿

かごしまじんぐう ほんでんおよびはいでん

江戸 / 九州 / 鹿児島県

鹿児島県

江戸後期/1756年

本殿 桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺、霧除付  拝殿 桁行五間、梁間三間、一重、切妻造、東西面千鳥破風付、銅板葺

1棟

鹿児島県霧島市隼人町内2496番地

重文指定年月日:20220209
国宝指定年月日:

宗教法人鹿児島神宮

重要文化財

鹿児島県の中央部、鹿児島湾に流れこむ天降川(あもりがわ)を望む丘陵上に立地する。社伝によると和銅元年(708)の創始で、延喜式には鹿児島神社として記載される。平安時代に八幡神が勧請され、八幡正宮等と称した。現在の社殿は島津重年(しげとし)の寄進により、宝暦6年(1756)に造替されたものである。勅使殿から南北軸に沿って北に拝殿、本殿がならぶ。各建物とも豊かな装飾をもち、とくに本殿は規模が極めて大きく、全体を彫刻や絵画で装飾し、極彩色、漆塗などで仕上げるなど、神社本殿として優れた価値をもつ。向拝の龍の彫刻が巻き付く龍柱など、地方色が認められる点も注目される。

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