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大燈国師上堂語

だいとうこくしじょうどうご

概要

大燈国師上堂語

だいとうこくしじょうどうご

/ 室町

一休宗純筆

室町時代・15世紀

紙本墨書

1幅

大燈国師は、鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した臨済宗(りんざいしゅう)の名僧で、京都・大徳寺の開山としても知られる宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)のことです。
上堂語とは、禅宗寺院で住職が行う公式の説法のこと。つまり禅僧としてもっとも重みのある言葉です。「挙」という文字で始まるのは、上堂語の決まり。「問題はこれです」といって、仏典から言葉を引きつつ説法を進めます。まるでそこに宗峰妙超がいるかのごとく、臨場感をもって記録されています。
書いたのは、大徳寺の第四十七世、一休宗純です。権力に媚びず、自らの信念に従って行動した一休の生きざまと人柄が感じられる、奔放で気迫に満ちた書風です。

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