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注口土器

ちゅうこうどき

概要

注口土器

ちゅうこうどき

考古資料

出土地:青森県東半

縄文時代 3000年前

土製

最大径15.0 高17.0

1口

 縄文時代後期、晩期の東北に分布する注口土器と考えられる。注口土器はこの時期に特徴的な土器で、その形態から、酒や水などの液体を用いた儀礼に使用されたものと考えられている。中には本例のように注口部を男性器に見立てたと言われる注口部直下に二袋状突起を取り付けたものがある。縄文時代には、女性を表現した土偶や男性を表現した石棒など、子孫繁栄に関わると言われる祭祀具が見られるが、本品はその多様性を示すものである。

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キーワード

土器 / 縄文 / /

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