東京湾第三海堡構造物(兵舎・観測所・探照灯・砲側庫)
とうきょうわんだいさんかいほうこうぞうぶつ(へいしゃ・かんそくじょ・たんしょうとう・ほうそくこ)
概要
東京湾第三海堡構造物(兵舎・観測所・探照灯・砲側庫)
とうきょうわんだいさんかいほうこうぞうぶつ(へいしゃ・かんそくじょ・たんしょうとう・ほうそくこ)
歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 明治 / 神奈川県
神奈川県横須賀市
4基
兵舎:横須賀市平成町観測所・探照灯・砲側庫:横須賀市夏島町
指定年月日:H30.3.16
横須賀市
神奈川県指定重要文化財
我が国が近代国家として発展する中、首都防衛という当時の国家プロジェクトによって、東京湾周辺に築かれた「東京湾要塞」の一部。東京湾第一海堡~第三海堡は、我が国初の本格的は人工島で、特に第三海堡は最も深い場所での建設であり、埋め立てや防波護岸工事などに当時の様々な最先端の土木技術が導入された。残された構造物は、全体のごく一部ではあるが、そのような当時において高まってきた我が国の近代土木技術の貴重な物証として高い価値を有す。