唐草双鸞走獣八稜鏡
カラクサソウランソウジュウハチリョウキョウ
概要
鸞鳥と疾走する獅子形の獣文を対角位置に配し、間には伸びやかに巻き込む唐草文を表わす。この種の唐草飛禽文八稜鏡の早い例に、陝西省咸陽の開元二年(七一四)楊諌臣墓出土鏡が知られ、本品はそれよりやや新しい。唐草の表現が本鏡に酷似し、すべて鸞鳥文となる例がある(泉屋博古館蔵)。
カラクサソウランソウジュウハチリョウキョウ
鸞鳥と疾走する獅子形の獣文を対角位置に配し、間には伸びやかに巻き込む唐草文を表わす。この種の唐草飛禽文八稜鏡の早い例に、陝西省咸陽の開元二年(七一四)楊諌臣墓出土鏡が知られ、本品はそれよりやや新しい。唐草の表現が本鏡に酷似し、すべて鸞鳥文となる例がある(泉屋博古館蔵)。
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