無夢偈
むむげ
概要
東陽徳煇は元時代の禅僧。大慧@だいえ@派の晦機元熙@かいきげんき@の法嗣@はっす@で、百丈山大智寿聖禅寺@ひゃくじょうざんだいちじゅしょうぜんじ@(江西@こうせい@省南昌@なんしょう@市)、道場山護聖万寿禅寺@どうじょうさんごしょうまんじゅぜんじ@(浙江@せっこう@省湖州@こしゅう@市)に住し、無夢一清@むむ(ぼう)いっせい@ら入元の日本僧も参禅しました。本作は道場山に住した際に無夢に与えた道号偈。顔真卿@がんしんけい@に影響を受けた北宋の欧陽脩@おうようしゅう@や蔡襄@さいじょう@の書風に通ずるところがあります。