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俳句短冊「菊の香に」

はいくたんざくきくのかに

概要

俳句短冊「菊の香に」

はいくたんざくきくのかに

その他の美術 / 富山県

塚原真月女  (1905~1990)

つかはらしんげつじょ

富山県高岡市

(明治~平成)/1905~1990年

紙・短冊・墨書

縦36.4㎝×横5.8㎝

1枚

富山県高岡市古城1-5

資料番号3-99-19

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

高岡市出身の俳人塚原真月女の俳句短冊である。短冊は銀を使用した箔であろうか。経年の変色があり周りに擦れが生じ経年変化が伺える。
「菊の香につゝまれ給ふ仏かな 真月女」。
『笈日記』の芭蕉の句「菊の香や奈良には古き仏たち」を念頭において作成した作品か。今後の調査を要する。

・塚原真月女(つかはらしんげつじょ)
生没年:明治38(1905)~平成2(1990)年
本名弥生。市内の宗泉寺に嫁ぎ昭和6年山口花笠に就いて俳句をはじめる。著書に随筆『あさがほ』、句集『蕗の薹』等がある。

【主要参考文献】
・『富山県文学事典』、富山県文学事典編集委員会/編、1992.9 
・高岡市立博物館、企画展「郷土の俳句・俳画」、2002
・富山県立図書館HP、富山県ふるさと人物データベース、2024.12.06アクセス
・学研全訳古語辞典HP、2024.12.07アクセス

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キーワード

俳句 / 高岡 / 富山 / 筏井

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