白磁花形皿
はくじはながたさら
概要
型打成形で花形とした5枚組の皿である。やや青みのある素地の全体にとろみのある透明な釉薬がまだらにかかり、高台には砂が付着している点など、典型的な初期伊万里の特徴を示す。一方で型打成形による安定した器形から、創始時よりも技術がやや進展した1630年代-40年代に生産されたものと考えられる。見込には焼成時の灰と思われる降り物が見られる。初期伊万里の皿が5枚揃いで伝わった点も非常に貴重である。
はくじはながたさら
型打成形で花形とした5枚組の皿である。やや青みのある素地の全体にとろみのある透明な釉薬がまだらにかかり、高台には砂が付着している点など、典型的な初期伊万里の特徴を示す。一方で型打成形による安定した器形から、創始時よりも技術がやや進展した1630年代-40年代に生産されたものと考えられる。見込には焼成時の灰と思われる降り物が見られる。初期伊万里の皿が5枚揃いで伝わった点も非常に貴重である。
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