カムイサウルス・ジャポニクス
かむいさうるす・じゃぽにくす
概要
カムイサウルス・ジャポニクス
かむいさうるす・じゃぽにくす
北海道
カムイサウルス・ジャポニクスは、平成15年に地元住民の堀田良幸によりむかわ町穂別稲里白船沢で発見された、白亜紀末マーストリヒチアン期最前期今から約7,200万年前の陸棲大型爬虫類の化石である。平成25年~平成28年にかけて北海道大学小林快人教授の協力を得て発掘調査を実施した。発掘調査と並行して実施したクリーニング作業により、部位の判明した化石の員数は408個体(令和2年8月 日町文化財指定時点)。内訳は、頭骨32,椎骨77(頸椎13,胴椎17,仙椎3,尾椎44), 肋骨27(頸肋骨左1,胴肋骨右11,胴肋骨左15),血道弓31,肩帯5(右3,左2),腰帯6(右3,左3),肢骨18(前肢右4,前肢左4,後肢右5,後肢左5),指骨34(前手右10,前手左5,後足右10,後足左9),歯178(上顎68,下顎71,その他39)。令和元年に古生物学的記載がなされた。現在は、むかわ町穂別博物館において管理保管され、一部が展示されている。
勇払郡むかわ町穂別穂別80番地6
むかわ町指定
指定年月日:20200827
むかわ町
記念物