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染分地柳に燕と蓮池に鯉文様振袖

ソメワケジヤナギニツバメトハスイケニコイモンヨウフリソデ

概要

染分地柳に燕と蓮池に鯉文様振袖

ソメワケジヤナギニツバメトハスイケニコイモンヨウフリソデ

昭和時代

丈101cm:裄39cm

1領

子ども用のひとつ身の振袖単衣を着用する初夏にふさわしく、肩には柳と燕、腰から裾にかけては睡蓮の咲く池を泳ぐ鯉が

配されている。これらの文様は、友禅染に特有の、色と色の間を仕切る糸目糊の線がほとんど見られない、いわゆる無線友

禅で、あたかも絵画を見るようである。豆書友禅(タンパク質が熱せられると凝固する性質を利用して、豆汁を引いた生地の上

に絵画のように直接描く友禅染)や、色糊による写友禅などの技術革新によって、友禅染の特徴であった糸目の線は必要では

なくなり、より絵画に近い表現が可能になった。

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キーワード

友禅染 / / 友禅 / 糸目

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