瓦経
ガキョウ
概要
瓦経は粘土板に法華経・般若心経などの経文を箆で書き写し素焼きにしたものである。経塚に納め、経典を遥かな未来に向けて保存するために作られたもので、紙に写されたお経よりは耐久性にすぐれている。 1枚の瓦経には表裏に各10行×17文字で丁寧にお経が書かれているが、経文全部を写すためには数十枚から数百枚の粘土板が必要であった。平安時代後期(11~12世紀)を中心に西日本の各地でつくられた。
ガキョウ
瓦経は粘土板に法華経・般若心経などの経文を箆で書き写し素焼きにしたものである。経塚に納め、経典を遥かな未来に向けて保存するために作られたもので、紙に写されたお経よりは耐久性にすぐれている。 1枚の瓦経には表裏に各10行×17文字で丁寧にお経が書かれているが、経文全部を写すためには数十枚から数百枚の粘土板が必要であった。平安時代後期(11~12世紀)を中心に西日本の各地でつくられた。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs