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仏頭

ぶっとう

概要

仏頭

ぶっとう

彫刻 / 中国

出土地:中国・山西省雲岡石窟

中国・北魏時代 5世紀末~6世紀初

砂岩製 浮彫

高39.4 幅16.5 奥行16.0 総高(台座含)63.0

1個

高浮彫の仏像の頭部。面部は面長で、弓形の眉、切れ長の目を持ち、口元は微笑を浮かべる。肉髻はやや大きく、螺髪を表さない。中国山西省雲岡石窟の将来とされる。雲岡石窟は5世紀後半に開鑿され、北魏の洛陽遷都(494)後の6世紀前半まで造営が続けられた。造営時期はおおよそ3期に分けられ、開鑿当初はインド風の仏像が作られたが、第2期以後は中国風の造形へと変化した。本作品は面長の面部や頭髪の形式などから、中国化の進んだ第2期から第3期頃の制作とみられる。

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キーワード

/ 石窟 / 頭部 / 中国

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