文化遺産オンライン

菊桐紋頭付金簪

きくきりもんかしらつききんかんざし

概要

菊桐紋頭付金簪

きくきりもんかしらつききんかんざし

その他 / 江戸

江戸時代~明治時代/19世紀

真鍮

11.1cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-117

独立行政法人日本芸術文化振興会

真鍮製金色絵、二本足の簪。足に麻葉繋文と泡文の毛彫があり、面取した頭には、表に「五三の桐紋」裏に「菊紋」が毛彫される。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

菊桐紋頭付金簪をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ / 金銀 / 毛彫

関連作品

チェックした関連作品の検索