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長命寺 三仏堂

チョウメイジ サンブツドウ

概要

長命寺 三仏堂

チョウメイジ サンブツドウ

宗教建築 / 安土・桃山 / 近畿 / 滋賀県

滋賀県

桃山

桁行五間、梁間四間、入母屋造、一重、東面渡廊下附属、檜皮葺

1棟

滋賀県近江八幡市長命寺町

重文指定年月日:20210802
国宝指定年月日:

宗教法人長命寺

重要文化財

 長命寺は、琵琶湖に面する長命寺山の中腹に境内を構える天台系寺院である。永正13年(1516)の兵火で伽藍を焼失し、現在の諸堂は、その後に再建されたものである。
 三仏堂は天正年間(16世紀後期)の建立と考えられ、釈迦・阿弥陀・薬師の三尊を安置する。入母屋造、檜皮葺の屋根は勾配を強めて棟高を際立たせる。護法権現社拝殿は永禄8年(1565)建立で、三仏堂西に渡り廊下で繋がる。当寺開山とされる武内宿禰(たけのうちのすくね)を祀る本殿の拝所である。いずれも室町末期の兵火からの復興を示し、観音霊場巡礼寺院の伽藍を構成する建築として貴重である。

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