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旧尾藤家住宅(京都府与謝郡与謝野町字加悦) 奥座敷

きゅうびとうけじゅうたく(きょうとふよさぐんよさのちょうあざかや) おくざしき

概要

旧尾藤家住宅(京都府与謝郡与謝野町字加悦) 奥座敷

きゅうびとうけじゅうたく(きょうとふよさぐんよさのちょうあざかや) おくざしき

近畿 / 京都府

京都府

江戸末期/1830-1867

木造、桁行12.0m、梁間4.7m、一部二階建、東面入母屋造、西面切妻造、桟瓦葺、南面縁、洗面及び便所附属、東面濡縁及び雪隠附属、銅板葺一部桟瓦葺

1棟

京都府与謝郡与謝野町字加悦1085番

重文指定年月日:20240119
国宝指定年月日:

与謝野町

重要文化財

京都府北部の与謝野町加悦に所在する。江戸中期から製織を主産業として発展した重要伝統的建造物群保存地区与謝野町加悦を代表する縮緬繊維問屋で、地区最大級規模の敷地をもつ。幕末に但馬地域から移築された主屋は地区内最古級で、但馬と丹後双方の民家の特徴を巧妙に採り入れ、その後建築された加悦地区の主屋に影響を及ぼした。敷地は、正面に前庭付の主屋が建ち、背後の中庭周囲に奥座敷、新座敷、奥蔵などを整える独特の屋敷構え。新築や増改築、移築や曳家など建築の経緯が明らかで、洋風の応接間や書斎、煎茶趣味の新座敷など、近代化に伴い新味を加えて形成された屋敷は、近世末期から近代にかけて繁栄した加悦の変容をうつしている。

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