竹張鼈甲簪
たけはりべっこうかんざし
概要
一本足、馬爪製の擬鼈甲製簪で一対(320と321)の揃いである。金工の平打簪の形式を模したもので、竹の葉を透かし、足には節を象っている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
たけはりべっこうかんざし
一本足、馬爪製の擬鼈甲製簪で一対(320と321)の揃いである。金工の平打簪の形式を模したもので、竹の葉を透かし、足には節を象っている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
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