軸装 出世娘瓢簪 筋書
じくそう しゅっせむすめひさごのさしもの すじがき
概要
軸装 出世娘瓢簪 筋書
じくそう しゅっせむすめひさごのさしもの すじがき
99.5×52.0(cm)
千代田区隼町4-1 国立劇場
登録番号90157-34
河竹黙阿弥関連資料
解説:吉田弥生(フェリス女学院大学教授)
独立行政法人日本芸術文化振興会
黙阿弥自筆の筋書。『出世娘瓢簪(しゅっせむすめひさごのさしもの)』は明治9年(1876)9月新富座で初演の世話物。通称「女太閤記」というように、豊臣秀吉の出世一代記である「太閤記」を、清元の家元跡目争いにまつわる女性たちの世界に置き換えた作品。為永春水の人情本がタネだという。ちなみに併演(一番目)は「太閤記」だった。