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スクラップ帳「切抜」

すくらっぷちょう「きりぬき」

概要

スクラップ帳「切抜」

すくらっぷちょう「きりぬき」

30×48(cm)〈見開き〉

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号13582
曾我廼家五郎旧蔵資料
解説:日比野啓(成蹊大学文学部教授)

独立行政法人日本芸術文化振興会

茶のボール紙製の表表紙に「切抜 自 昭和十五年三月興行 至 十六年五月興行」と書かれている。昭和15年(1940)3月に行われた「満支鮮巡演公演」(満州、中華民国、朝鮮の三カ国巡演公演)のチラシや、同年10月の大日本俳優協会の発足を伝える新聞記事等も貼られている。明治42年(1909)年に結成された大日本俳優協会は歌舞伎俳優の組合だったが、このとき発足した大日本俳優協会では新派や喜劇の俳優も加わった。五郎は監事の末席に連なったことをことのほか喜んでいたようだ。

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キーワード

切抜 / 劇評 / 新聞 / ぷちょう

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