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ロシアダンス

概要

ロシアダンス

絵画 / 油彩画 / 大正 / 昭和以降 / 日本

清水登之  (1887-1945)

しみずとし

1926(大正15/昭和1)年

油彩・キャンバス

91.0×73.0

額装

 一九二〇年代から三〇年代にかけて、アメリカの社会と人間の現実を鋭くえぐった社会派の画家、たとえばニューヨークを中心に活躍した清水などの画家たちを総称して、「アメリカン・シーンの画家」と呼ぶ。
 この清水がニューヨークのふ頭を離れて、客船でフランスへ向かったのは、一九二四年(大正十三年)五月二十一日のことであって、パリでは家賃の安いペンションに身を移した.
 「ロシア・ダンス」において踊る女性は、ヨーロッパを巡業して回る旅芸人の一人であろうか。この時期、パリで初めてロシアの舞踏が紹介されたと記録されているが、清水は、その東洋と西洋が入り混じった異国情緒あふれる民衆芸術に、並々ならぬ関心を抱いていたようである。(中谷伸生)

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キーワード

アメリカ / 清水 / 登之 / 画家

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