書「活斎」
しょかっさい
概要
華岡青洲は、和漢蘭折衷の医法の実践をめざし、また麻酔薬の研究も行ない、文化元年(1804)に開発した通仙散という薬剤を全身麻酔に用いて、世界で初めての乳ガン摘出手術を成功させた。青洲は、診療所と家塾を兼ねた春林軒を那賀郡西野山村(現・那賀町)に開き、全国各地から門人が集まった。これは青洲自筆の書で、「活斎」とは「学舎に暮らす」という意味であろう。末尾に、「華岡震印」(白文方印)・「伯行」(朱文方印)が捺されている。
しょかっさい
華岡青洲は、和漢蘭折衷の医法の実践をめざし、また麻酔薬の研究も行ない、文化元年(1804)に開発した通仙散という薬剤を全身麻酔に用いて、世界で初めての乳ガン摘出手術を成功させた。青洲は、診療所と家塾を兼ねた春林軒を那賀郡西野山村(現・那賀町)に開き、全国各地から門人が集まった。これは青洲自筆の書で、「活斎」とは「学舎に暮らす」という意味であろう。末尾に、「華岡震印」(白文方印)・「伯行」(朱文方印)が捺されている。
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