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富山県
国指定文化財(重要文化財)菅野家住宅 二番蔵及び三番蔵富山県高岡市木舟町36番1号
重要伝統的建造物群保存地区高岡市山町筋地区の山町筋沿いに所在する商家。明治33年の大火後、主屋の再建とともに屋敷構えを整えた。主屋は土蔵造とし、両側面に煉瓦造の防火側壁を建てる。黒漆喰塗仕上げの重厚な外観に、大棟や庇周り、鋳物の庇柱等に細やかな装飾を施し、内部の座敷も瀟洒な意匠とする。離れ座敷及び台所は、隣接する主屋と一体に整備され、開口に防火戸を用いる等、防火に配慮する。土蔵群は江戸期に遡る地区において希少な建物で、主屋建築の際に2棟ごとに大屋根をかける改修を施し、主屋に合わせて意匠を整えた。大規模かつ非常に質の高い町家であり、大火後に都市防災計画に従って再興された山町筋地区を代表する町家である。
国指定文化財(重要文化財)菅野家住宅 離れ座敷及び台所富山県高岡市木舟町36番1号
重要伝統的建造物群保存地区高岡市山町筋地区の山町筋沿いに所在する商家。明治33年の大火後、主屋の再建とともに屋敷構えを整えた。主屋は土蔵造とし、両側面に煉瓦造の防火側壁を建てる。黒漆喰塗仕上げの重厚な外観に、大棟や庇周り、鋳物の庇柱等に細やかな装飾を施し、内部の座敷も瀟洒な意匠とする。離れ座敷及び台所は、隣接する主屋と一体に整備され、開口に防火戸を用いる等、防火に配慮する。土蔵群は江戸期に遡る地区において希少な建物で、主屋建築の際に2棟ごとに大屋根をかける改修を施し、主屋に合わせて意匠を整えた。大規模かつ非常に質の高い町家であり、大火後に都市防災計画に従って再興された山町筋地区を代表する町家である。
国指定文化財(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)オンバサマのお召し替え富山県中新川郡立山町芦峅寺
本件は、富山県の立山山麓にある芦峅寺地区の女性たちが年に一度、「お召し替え」と称して、閻魔堂に祀られるウバ尊像の着衣を着せ替える行事である。ウバ尊像は、当地では「オンバサマ」と呼ばれ、女性の守り神、衣食の恵みをもたらす山の神として、また、亡者の衣を剥ぎ取り、その軽重で罪を量る奪衣婆としても信仰されてきた。オンバサマの着物は、地区の女性たちによって、白い木綿布で死装束として新しく仕立てられ、オンバサマ一体一体に丁寧に着せられる。
国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))石黒信由関係資料射水市新湊博物館 富山県射水市鏡宮299番地
江戸時代後期の和算家・測量家である石黒信由(1760~1836)にかかる一括資料である。特に信由の学問研究の跡を伝える著述稿本類、実学を発展させた記録類、および実測にもとづいた地図類から、その思想形成、事跡等を知ることができる。