文化遺産オンライン

カテゴリで見る

京都府・京都市伏見区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))乃木神社神門及び袖塀京都府京都市伏見区桃山町板倉周防37-1他

乃木神社神門及び袖塀

境内北西の入口に建つ四脚門と両脇の塀。設計は設樂貞雄。神門は入母屋造平入銅板葺。組物は実肘木付平三斗、軒は二軒繁垂木とし、門口に板扉を開く。塀は本瓦葺で外壁漆喰塗とし、腰は簓子下見板張。軒反り強く雄大な門で、塀とともに境内の表構えをつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))乃木神社宝物館京都府京都市伏見区桃山町板倉周防37-1他

乃木神社宝物館

境内北東に位置する乃木夫妻の遺品展示施設。基壇上に西面して建つ、土蔵造2階建切妻造平入本瓦葺。外壁は漆喰塗仕上で、一階は海鼠壁仕上。二階には乃木夫妻の祠を配し、二重虹梁上に撥束を立てるなど特徴的な小屋組。外観重厚で境内景観を構成する宝物館。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))乃木神社記念館京都府京都市伏見区桃山町板倉周防37-1他

乃木神社記念館

境内北東に位置し、乃木希典が満州で司令部に用いた家屋を再現したと伝わる記念館。西面して建つ石造切妻造平入茅葺(鉄板仮葺)で、戸口や窓廻りを煉瓦積、正面外壁を漆喰塗仕上。中央に玄関ホール、北と南に部屋を配す。境内に独特な存在感を示す記念館。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))乃木神社拝殿京都府京都市伏見区桃山町板倉周防37-1他

乃木神社拝殿

本殿の北に位置する拝殿。設計は設樂貞雄。桁行3間梁間2間入母屋造平入銅板葺。組物は舟肘木、軒は二軒疎垂木。内部は一室の板敷で格天井を張る。正背面中央間の板扉以外は蔀戸で四周に刎高欄付縁を廻らす開放的なつくり。本殿とともに境内景観の要をなす。