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宮城県・仙台市青葉区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東北学院大学正門宮城県仙台市青葉区土樋一丁目1

東北学院大学正門

校地北辺中央に位置。三角アーチの脇門二基を一対とした正門。鉄筋コンクリート造洗出に目地切りで石張にみせる。間口は四・二メートルで両開鉄扉を吊る。脇門はコーニスやデンティルで飾り、十字架にTGを重ねた校章を付す。歴史ある私学の表構えを形成。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧東北帝国大学正門(東北大学正門)宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1

旧東北帝国大学正門(東北大学正門)

東北大学片平キャンパス西面に所在する門。鉄筋コンクリート造御影石張の角柱に、ペン先状の三角形の柱頭を載せ前後に柱形を付す。間口六・三メートルの門柱二基、同形式で縮小した脇柱を両脇に立てる。南本柱に東北大学の門標を付し、帝大の景観を留める。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧制第二高等学校正門宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1

旧制第二高等学校正門

東北大学正門から南約一〇〇メートルに所在する門。旧制第二高等学校校舎と共に設計。化粧煉瓦積角柱の上部に四角錐の笠石を載せる、間口四・四メートルの門柱二基。同形で一回り小さい脇門柱二基が立つ。移転を重ねたが、当初位置近くに旧観を取り戻した。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))本多記念館宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-5

本多記念館

鉄筋コンクリート造地上三階地下一階建。柱形を強調したタイル貼の外壁に矩形窓を並べる。装飾的な要素はほぼ持たないが、玄関車寄から前方に張出す大キャノピーは目を引く。玄関ホールから楕円平面の階段室には大理石を張る。明快な意匠が時代相を表す。