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宮城県・白石市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))孝子堂宮城県白石市大鷹沢三沢字熊野堂42

孝子堂

歌舞伎の仇討ち演目である白石噺ゆかりの小堂で、話の発端となる水田を見下ろす丘に所在する。方一間宝形造銅板葺向拝付で、虹梁や組物で飾り、四周切目縁で全体に朱漆塗とする。内部は一室で仇を討ち果たした姉妹の像を祀り、文人や花柳界の信仰を集めた。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))玉幸宮城県白石市字堂場前24他

玉幸

市街地東部にある料亭。寄棟造の玄関棟北面に入母屋玄関を出し、東前方に居住棟を連ね、東背面と西面に入母屋造の東棟と西棟を接続する。東西2棟に客間計8室を並べ、居住棟に調理場等を配して一部二階建とする。戦前の町の賑わいを伝える大規模和風建築。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))壽丸屋敷主屋宮城県白石市字中町48-5他

壽丸屋敷主屋

店蔵の背面に南面して建つ。入母屋造平屋建の正面東端に入母屋玄関を出し、東に洋風応接間、西に2列4室を配し、西面に角屋で上座敷棟を延ばす。東側に二階建の別棟を付し、一階に台所等、二階に居室を設ける。白石城下の商家の伝統的な構成を伝えている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))壽丸屋敷店蔵宮城県白石市字中町48-5他

壽丸屋敷店蔵

白石旧城下中心部のもと商家で、店蔵は街路に西面して建つ。切妻造の土蔵造二階建で、一階の窓に鉄製格子を嵌め、二階に観音扉付の二窓を穿つ。一階は前土間の店舗とし、二階に二室を設ける。重厚かつ均整の取れた外観で、旧城下の街路景観を形成している。