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宮城県・本吉郡南三陸町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南三陸町民俗資料館宮城県本吉郡南三陸町歌津字伊里前123
伊里前小学校の校舎として建てられ、昭和二六年に移築されたもの。平屋部分は正面側に廊下を通し、背面側に教室を配する。南寄りの二階部は増築で、一階は調理室、二階は床棚を備えた大広間で、船底天井とする。作法室を備えるなど学校建築の特色を示す。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)歌津館崎の魚竜化石産地及び魚竜化石本吉郡南三陸町
伊里前湾の東を扼する館崎の西海岸に露出する中生代三疊紀の大沢層中から発見された。魚竜は海棲のは虫類であり、館崎で発見されたものは世界で最古の魚竜と考えられている。
昭和45年東北大学の研究者によって発掘調査された。そのとき採取した2体分の化石をあわせて指定するものであるが、このような標本を天然記念物とすることは、指定基準には早くからきめられているが実施は最初である。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)椿島暖地性植物群落本吉郡南三陸町
椿島(青島ともいう)は、志津川湾内にある約5ヘクタールの小島であって、全島にタブが密生し、その純林に近い林相を示している。太平洋岸におけるタブの自生北限地として、またその典型的な群落として貴重である。