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大分県・玖珠郡玖珠町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荒木家住宅勝手蔵大分県玖珠郡玖珠町大字森938

荒木家住宅勝手蔵

主屋の奥座敷後方に東西棟で建つ。桁行六・九メートル梁間四・九メートル、土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺。外壁漆喰塗で鉢巻を廻らし、腰は陶板を用いた海鼠壁とする。東妻を戸口として掛子塗戸を開き、小屋は和小屋である。特異な色合いの腰壁が目を引く土蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荒木家住宅酒蔵大分県玖珠郡玖珠町大字森938

荒木家住宅酒蔵

主屋の北西方に南北棟で建ち、桁行一八メートル規模の土蔵造二階建で、切妻造桟瓦葺である。東面戸口に庇を付け、外壁漆喰塗で開口部廻りは丸みを帯びた縁取りとする。小屋は洋小屋を組む。正面階境の水切と二階窓の庇に瓦を並べて、表情をもたせた大型土蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荒木家住宅主屋大分県玖珠郡玖珠町大字森938他

荒木家住宅主屋

森城下の街路に東面して建つ。上下階とも出桁造で二階は軒先まで塗込め、屋根北端に載せた唐破風造の小室に布袋像を置く。一階は北寄りを広い通り土間、南側前面をミセ、奥に四室を配し南奥を主座敷とする。材工共に上質で、旧城下町に彩りを添える近代建築。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧豊後森機関庫転車台大分県玖珠郡玖珠町大字岩室字坂口40-6他

旧豊後森機関庫転車台

機関庫の中心に位置する。ピットは鉄筋コンクリート造で直径一八・五メートル、橋桁は鋼製上路式、端部に鋼製の運転室を付設する。運転室には木製の窓枠や操作盤が操業時のまま残る。機関庫とともに豊後森機関区の中心的な役割を担った施設である。