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宮崎県・児湯郡高鍋町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧黒木家住宅店舗兼主屋宮崎県児湯郡高鍋町大字高鍋町598-4

高鍋城下の旧街道に東面して建つ、肥料製造販売業等を営んだ旧店舗兼主屋。桁行八間半の木造二階建寄棟造平入桟瓦葺で正背面に下屋を付ける。外壁は下見板張で、二階は縦長の上下窓を密に配した洋風の外観。町内最大級の間口の町家で当地の繁栄を今に伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉田家住宅主屋宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋字小丸824

高鍋城下旧武家地の小丸地区にある。平屋建で東面して建ち、土間と八畳二室を横一列に並べ、奥の八畳を床の間付の接客空間とする。後方に居室二室を突出させ、L字形に屋根をかける。高鍋藩に仕えた中級武家の住宅で、旧城下の歴史的景観を伝える希少な遺構。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木馬左也別邸土塀宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋字筏554

敷地前面を画する土塀。表門の南北に接続し、南側は敷地境界に沿って矩折れとする。塀の上半は漆喰塗練塀に桟瓦葺の屋根を載せ、下半は表面を平坦に仕上げた下広がりの乱石積とし、漆喰塗との間に水切瓦を廻す。旧武家町の歴史的景観の一部を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木馬左也別邸土蔵宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋字筏554

主屋北側の廊下西端に下見板張の前室を介して建つ。土蔵造二階建だが、一階北半の室のみ鉄筋コンクリート造とし、北面に両開鉄扉を開く。外壁は漆喰塗で上部に鉢巻を設け、内部は一階を二室、二階を一室とし、家財を納めた。近代的な工夫を見せる別邸の蔵。