世界遺産と無形文化遺産
三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン
主情報
- 記載物件名
- 三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン
解説
詳細解説
三菱合資会社の時代に,造船所の工場設備電化に伴いわが国に初めて建設された電動クレーン。英国アップルビー社製造。大型舶用装備品の吊り上げ荷重に耐え,電動モーターで駆動される当時最新のクレーンで,1909 年に造船所の機械工場付近の飽の浦岸壁に,タービンやボイラなど大型機械の船舶への搭載と陸揚げのため建設した。現在は機械工場で製造した蒸気タービンや大型舶用プロペラの船積み用に使用している。