世界遺産と無形文化遺産
丸保山古墳
まるほやまこふん
主情報
- 記載物件名
- 丸保山古墳
- 写真提供
- 堺市提供
解説
詳細解説
仁徳天皇陵古墳の後円部西側において、外濠に
接する位置に造られた帆立貝形墳。墳丘主軸線は、仁徳天皇陵古墳の墳丘主軸線と同一方向を指向する。墳丘の位置と主軸線の方向から、仁徳天皇陵古墳と関わりのある古墳と考えられる。
墳丘長は87 m、後円部の高さは9.8 m。後円部は2段に築かれる。帆立貝形墳としては百舌鳥・古市での最大墳である。墳丘からは円筒埴輪が採集される。築造時期は中期中葉と考えられている。墳丘の周囲には濠が巡る。