世界遺産と無形文化遺産
銭塚古墳
ぜにづかこふん
主情報
- 記載物件名
- 銭塚古墳
- 写真提供
- 堺市提供
解説
詳細解説
旗塚古墳の南東方向、約100 mの位置に造られた帆立貝形墳。前方部を西に向ける。
墳丘長は72 m、後円部の現存高は2.3 m。後円部の上部と前方部が改変されるが、前方部の輪郭は埋没保存されている。後円部は、北側でテラスと円筒埴輪列が検出されており、2段に築かれていた可能性が高い。築造時期は中期後葉と考えられている。
墳丘の周囲には発掘調査によっても濠の痕跡が認められず、当初から区画施設が備わっていなかった可能性が示される。