世界遺産と無形文化遺産
七観音古墳
しちかんのんこふん
主情報
- 記載物件名
- 七観音古墳
- 写真提供
- 堺市提供
解説
詳細解説
履中天皇陵古墳の後円部北東側、外濠から約40
mの位置に造られた円墳。墳丘の位置から、履中天皇陵古墳と関わりのある古墳と考えられる。
墳丘径は33 m、高さ3.8 m。現在、墳丘には盛土が行われて、保護が図られている。発掘調査の結果、周囲には明確な濠の痕跡が認められなかったことから、区画施設が備わっていなかった可能性がある。
副葬品には、琴柱形石製品の出土が伝えられる。墳丘からは円筒埴輪が出土する。築造時期は中期中葉と考えられている。