世界遺産と無形文化遺産
善右ヱ門山古墳
主情報
- 記載物件名
- 善右ヱ門山古墳
- 写真提供
- 堺市提供
解説
詳細解説
いたすけ古墳の後円部南東側において、濠に接して造られた方墳。墳丘の位置から、いたすけ古墳と関わりのある古墳と考えられる。
墳丘長は28 mと復元される。墳丘の上部は改変を受けており、現存高は3m。墳丘は2段に築かれていた可能性が高い。小石が敷かれたテラスには、2m毎と広い間隔で円筒埴輪が並べられる。築造時期は中期中葉と考えられている。
発掘調査の結果、周囲には濠の痕跡が認められなかったことから、区画施設が備わっていなかった可能性が高い。