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世界遺産と無形文化遺産

厳島神社

いつくしまじんじゃ

世界遺産登録年:1996年

構成する文化遺産

主情報

記載物件名
厳島神社
構成資産
厳島神社厳島
所在地(市町村)
広島県廿日市市
暫定記載年
平成4年(1992年)
推薦年月
平成7年(1995年)9月
記載年月
平成8年(1996年)12月
評価基準
(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)
都道府県所管課
広島県教育委員会事務局管理部文化財課
自治体等HP
http://www.itsukushimajinja.jp/index.html  (厳島神社HP)
ユネスコ資産ページ
https://whc.unesco.org/en/list/776
写真提供
広島県教育委員会

関連資料

解説

詳細解説

厳島神社は瀬戸内海の島を背後にして、その入江の海のなかに木造建物が建ち並ぶ日本でも珍しい神社です。社殿構成は12世紀にはじまりましたが、その後焼失し、1241年に再建されました。海に建つ木造建物として過酷な環境下にありながら、歴代政権の厚い庇護に支えられて、古い様式を今日に伝えています。

社殿背後の厳島は約30平方キロメートルの島で、特別史跡及び特別名勝に指定されています。古くから主峰である弥山(海抜530m)が崇敬の対象となり、島全体が神聖視されていました。ここに神社が造営されたのもその故であると考えられます。また、厳島の緑濃い森林が海岸線に迫る美しい自然景観は、17世紀頃から「日本三景」の一つとして称えられてきました。特異な構造をもつ厳島神社はこのような自然景観の中、海に向かって建ち並んでいます。