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小林古径記念美術館

 小林古径記念美術館は、上越市出身の日本画家・小林古径の作品とともに、上越市ゆかりの美術作家の作品を収集・展示する美術館です。



 当館は、2016年(平成28年)からの増改築工事による長期休館を経て、小林古径邸敷地内に展示室等を整備し、2020(令和2)年10月に新たな美術館としてオープンいたしました。


 小林古径に代表される上越市ゆかりの美術作家の作品を収集・展示するとともに、現代につながる個性豊かな美術作品を紹介していきます。また、「みる」だけでなく「つくる」活動も重視し、作品を介した出会いと創造の場を作ります。赤ちゃんから大人まで、身近に美術を感じられるような美術館を目指します。


 美術館には、小林古径の作品や資料を紹介する「古径記念室」、そして多彩なジャンルの展覧会を開催する「企画展示室」を整備しました。また、「二ノ丸ホール」は造形講座や講演会などの会場として使用するほか、鑑賞の合間にほっと一息つける休憩場所としてもご利用いただけます。



〇小林古径邸(国登録有形文化財)
 文化勲章受章建築家・吉田五十八が古径の依頼により設計し、京都の宮大工棟梁・岡村仁三が施工、1934年(昭和9)年に完成した木造二階建て・数寄屋造りの住宅です。東京都大田区にあった住宅は惜しまれながら1993(平成5)年に解体されましたが、上越市は部材を購入し、2001(平成13)年に古径のふるさと上越市の高田城址公園内に移築・復原しました。隣接して、当時の写真や図面から復原された古径の画室があります。作品と建築を合わせてご覧いただくことで、古径芸術をより深く味わうことができます。

概要

所在地
新潟県上越市本城町7-1(高田城址公園内)
問い合わせ
025-523-8680
代表電話番号
025-523-8680
ホームページ
https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/
館内案内
午前9時~午後5時 ※12月〜3月は午前10時〜午後4時
休館日
月曜日および祝日の翌日(月曜日が祝日の場合、その翌日)
年末年始 展示替え期間 (詳しくはホームページをご覧ください)
交通案内

≪公共交通機関でお越しの場合≫
・えちごトキめき鉄道「高田駅」から、徒歩約15分
・「高田駅前案内所」からバスにて「高田城址公園」下車、徒歩約5分
≪車でお越しの場合≫
・北陸自動車道「上越I.C」から約15分
・上信越自動車道「上越高田I.C」から約10分
・駐車場(上越市立歴史博物館と共有):普通車70台、大型観光バス3台