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公益財団法人致道博物館

致道博物館は1950(昭和25)年、旧荘内藩酒井家第16代忠良氏によって設立されました。
 「致道」の名称は庄内藩校「致道館」に由来したもので当館では藩学の伝統を受け継ぎ、典籍、版木、祭器など多くの 藩校資料の保存等を行っています。文化と歴史の特色を大切にして郷土に立脚した展示を心がけております。
 当館地内は鶴ヶ岡城の三の丸にあたり、古くは庄内藩の御用屋敷で、 広壮な屋敷がありました。現在は幕末に建てられた藩主の隠居所である御隠殿とよばれる建物の一部が残っています。奥座敷から望む古庭園は作庭年代もふるく書院庭園として国の名勝に指定されています。構内には重要文化財旧西田川郡役所、重要文化財旧鶴岡警察署庁舎の2棟の明治建築があり、平成25年から5ヶ年にわたった旧鶴岡警察署庁舎修復工事が竣工し公開しております。また重要文化財旧渋谷家住宅が移築保存されています。
これらの建物を活用して考古、歴史、民俗資料などをテーマ別に常設し、そして美術部門を主とした年20回の企画展示も行っております。
 また鶴岡市羽黒町国史跡指定松ヶ岡開墾場にある大蚕室は鶴岡市の所有となり、逐次整備が進められています。松ヶ岡蚕室を活用した松ヶ岡開墾記念館(松ヶ岡開墾蚕糸資料&日本全国の郷土玩具)の展示運営、庄内米作り用具(重要有形民俗文化財)収蔵庫の収蔵をおこなっております。
 また鶴岡市指定管理として国史蹟旧庄内藩校致道館及び大寶館の展示運営をおこなっております。藩校致道館・大寶館は毎週水曜日休館日です。

概要

所在地
鶴岡市家中新町 10-18 :本館  〒997-0158 鶴岡市羽黒町松ヶ岡29:松ヶ岡関連施設 〒997-0035鶴岡市馬場町11-45:旧庄内藩校致道館 〒997-0035鶴岡市馬場町4ー7 大寶館
問い合わせ
0235-22-1199
代表電話番号
0235-22-1199
ホームページ
https://www.chido.jp
館内案内
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
休館日:年末年始/12月~2月水曜日休館
交通案内

JR鶴岡駅よりバス10分