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恵美須ヶ鼻造船所跡

えびすがはなぞうせんじょうあと

主情報

記載物件名
恵美須ヶ鼻造船所跡

解説

詳細解説

海防上の重要拠点を統治した萩(長州)藩は,幕府の要請を受け,木戸孝允の意見書に基づき,萩において海防用の船を建造し,西洋技術に学ぼうとした。1856 年に「丙辰丸」,1860 年に「庚申丸」が建造されている。伝統的な小型の木造帆船の和船建造を改良しようとするレベルではあったが,価値ある試行錯誤が行われたことを物語っている。