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栗塚古墳

くりづかこふん

主情報

記載物件名
栗塚古墳
写真提供
羽曳野市教育委員会

解説

詳細解説

 応神天皇陵古墳の東側で、応神天皇陵古墳の外堤に隣接して造られた方墳。外堤に墳丘の南北主軸線を並行させて造られている。墳丘の位置と主軸線の方向から、応神天皇陵古墳と関わりのある古墳と考えられる。
 墳丘長は43 m、高さは5m。墳丘は2段に築かれている。墳丘の周囲には濠が巡るが、埋没保存されている。
 墳丘と濠からは大型の円筒埴輪のほか、多様な形象埴輪が出土している。大型の家形埴輪の存在が特筆される。築造時期は中期中葉と考えられている。