世界遺産と無形文化遺産
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
「かみやどるしま」むなかた・おきのしまとかんれんいさんぐん
世界遺産登録年:2017年
構成する文化遺産
主情報
- 記載物件名
- 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
- 構成資産
- 宗像大社沖津宮(沖ノ島,小屋島,御門柱,天狗岩)、宗像大社沖津宮遙拝所、宗像大社中津宮、宗像大社辺津宮、新原・奴山古墳群
- 所在地(市町村)
- 福岡県宗像市,福津市
- 暫定記載年
- 平成21年(2009年)
- 推薦年月
- 平成28年(2016年)1月
- 記載年月
- 平成29年(2017年)7月
- 評価基準
- (ⅱ)(ⅲ)
- 都道府県所管課
- 福岡県人づくり・県民生活部文化振興課世界遺産室
- 自治体等HP
- https://www.okinoshima-heritage.jp/(「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会)
- ユネスコ資産ページ
- https://whc.unesco.org/en/list/1535
関連資料
解説
詳細解説
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は,「神宿る島」沖ノ島を崇拝する文化的伝統が,古代東アジアにおける活発な対外交流が進んだ時期に発展し,海上の安全を願う生きた伝統と明白に関連し今日まで継承されてきたことを物語る稀有な物証です。
沖ノ島には,4世紀から9世紀の間の古代祭祀の変遷を示す考古遺跡が,ほぼ手つかずの状態で現代まで残されてきました。古代祭祀遺跡を含む沖津宮,中津宮,辺津宮は,宗像大社という信仰の場として現在まで続いています。そして,その信仰を担い育んだ宗像氏の存在を物語る資産が,新原・奴山古墳群です。