世界遺産と無形文化遺産
チャッキラコ
ちゃっきらこ
主情報
- 神奈川県
- 指定年月日:19760504
保護団体名:ちゃっきらこ保存会
公開日:毎年1月15日(※指定当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
※本件は平成21年にユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されており、その後、令和4年11月30日に「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に再度、記載されている。 - 重要無形民俗文化財
解説
三浦市三崎町に伝えられるもので左義長【さぎちょう】の舞、初瀬踊ともいわれ、一月十五日に踊られる。当日まず踊宿で御本膳と呼ぶ食事をすませ、御本宮様(海南神社の御祭神)の前で一踊りしたあと、町内の家々をめぐって踊る。踊には「はついせ」「チャッキラコ」「二本踊」「よささ節」「伊勢参」「鎌倉踊」の六曲があり、それぞれ扇、綾竹などを手にして踊る。チャッキラコの名は、採物のコキリコから音転訛したものともいわれる。踊とはいいながら、囃子のことばを返しながらのその姿は軽快な舞の要素もあるなど近世初頭に流行した小歌踊をしのばせる。